【学年別】英単語は何語必要?小学校から大学受験までの目標と家庭でできる5つの方法


うちの子、英語の単語がなかなか覚えられなくて…どれくらい覚えればいいの?
英語力の土台となるのが「英単語力」です。しかし、小学生から大学受験まで、一体何語覚えれば良いのかをはっきり知っている親御さんは意外と少ないもの。
この記事では、小学生から大学受験までに必要な英単語数の目安と、特に小学生のうちにご家庭で楽しく英語力を伸ばすための具体的な5つの方法をご紹介します。
- 小学校・中学校・高校(大学受験別)の英単語数の目安
- なぜ小学生のうちに「英語の種まき」をしておくと後々有利なのか
- 今日から家庭でできる5つの効果的な英語力アップ法
- よくある疑問への回答(遅すぎる?英語が苦手な親でもできる?など)
- 小学生の子どもを持ち、英語教育に関心がある方
- 中学・高校の英語に向けて早めに準備をしたい方
- 英語を「勉強」ではなく楽しく身につけさせたい方
【学年別】英単語の目安はどれくらい?
まずはお子さんの成長に合わせて、各段階でどれくらいの英単語を知っていると良いのかを見ていきましょう。
小学校:まずは英語を楽しむ!目標600〜700語
2020年度から必修化された小学校英語では、卒業までに600〜700語の英単語に触れることが目標とされています。
「そんなにたくさん!?」と驚かれるかもしれませんが、ご安心ください。これらはすべてを「書ける」必要はなく、「聞いたり読んだりして意味がわかる」レベルです。
animal(動物)・colors(色)・sports(スポーツ)など、子どもたちが興味を持ちやすい身近なテーマの単語が中心です。この時期は「英語って楽しい!」と感じることが何よりも大切です。
中学校:高校受験の土台作り!累計2,500語へ
中学校では小学校で習った単語に加えて、新たに1,600〜1,800語を学習します。小学校からの累計で約2,500語の語彙力が目標となります。中学3年間でどれだけ単語を定着させられるかが、高校受験英語の成否を大きく左右します。
高校:大学受験は単語力で決まる!志望校別の目安
高校生になると、社会問題や科学技術といった専門的な長文を読み解く語彙力が求められます。志望校によって必要な語彙数は大きく異なります。
| 学年・レベル | 目安単語数(累計) | レベル感 |
|---|---|---|
| 小学校 | 600〜700語 | 日常生活の基本的な単語 |
| 中学校 | 約2,500語 | 高校受験の基礎レベル |
| 高校(共通テスト) | 4,000〜5,000語 | 大学受験の標準レベル |
| 高校(難関私立大・GMARCH等) | 5,000〜6,000語 | 標準+応用・発展的な単語 |
| 高校(最難関国公立大・東大・京大等) | 6,000〜8,000語以上 | 高度に専門的・学術的な単語 |

こう見ると、大学受験で求められる語彙力は、小学校で触れる単語がすべての土台になっていることがわかります。小学生のうちの「楽しい英語体験」が、実は10年後の大学受験につながっているのです。
将来の英語力が変わる!小学生のうちに始めたい「英語の種まき」5つの方法
大学受験で必要な英単語は何千語にも及びます。それを高校生になってから一気に覚えようとすると、英語が苦手になる大きな原因に。小学生のうちに「英語の種」をまいておけば、その後の伸びが全く違ってきます。
① フォニックスのルールで遊ぶ【最重要】
フォニックスとは、英語の「文字(つづり)」と「音」を結びつけるルールのことです。このルールが身についていると、中学・高校で新しい単語が出てきても、丸暗記に頼らず自力で読めるようになります。これが後々の単語学習の負担を劇的に減らします。
YouTubeで楽しいフォニックスの歌を一緒に歌ったり、「『ブッ』の音はどーれだ?」とアルファベットの音でカルタ遊びをするだけでOKです。
→ フォニックスの学び方を詳しく知りたい方はフォニックスとサイトワーズで英語が読める子に!をご覧ください。

② 英語の音をシャワーのように浴びる
小学生の時期は、日本語にない音を聞き分ける「耳」が非常に発達しています。この時期にたくさんの英語の音に触れさせてあげましょう。英語特有のリズムやイントネーションが自然と身につき、リスニング力とキレイな発音の基礎が作られます。
BGMとして英語の歌や童謡を流したり、英語のアニメや子ども向け映画を観るのがおすすめです。まずは日本語字幕で楽しみ、慣れてきたら英語音声に切り替えてみましょう。
→ かけ流しの具体的なコツは効果的な英語かけ流しの3つのコツでご紹介しています。

③ 「好きなこと」で英語に触れる
お子さんの「好き!」という気持ちは最強の学習モチベーションです。英語を「勉強」ではなく「好きなことをもっと楽しむための道具」にしてしまいましょう。「知りたい!」という内側からの好奇心は、強制的な学習よりはるかに記憶に定着しやすくなります。
恐竜や動物が好きなら海外の図鑑サイトを一緒に見たり、ゲームが好きならキャラクターやアイテム名を英語で言ってみたりするだけで十分です。
④ 親子で「英語でモノ当てゲーム」を楽しむ
身の回りのものを指さして「これは英語でなんて言うんだっけ?」と一緒に考えるシンプルな方法です。テストするのではなく「一緒に考えるゲーム」として楽しむのがポイント。日常生活と英単語が直接結びつくため、記憶に残りやすくなります。
お散歩中に「犬だ!dog だね!」、お食事中に「にんじんは carrot だよ」、お風呂で数字を英語で一緒に数えるなど、生活の中に自然に取り入れられます。
⑤ 絵と一緒に単語を覚える
文字だけの暗記は苦痛になりがちです。カラフルなイラストや写真と一緒に単語を覚えることで、意味をイメージで捉えられるため忘れにくくなります。イラストが豊富な英単語カードを使ってカルタや神経衰弱ゲームにしたり、英語の絵本を読み聞かせるのがおすすめです。
→ 英語絵本のレベルの選び方はレクサイル指数で絵本を選ぶ方法をご参考ください。


これらの5つの方法は、どれも「勉強」という堅苦しいものではありません。大切なのは、親子で一緒に楽しみながら英語を身近な存在にしてあげることです。
よくある質問
Q. 小学生のうちに英単語を意識して覚えさせる必要はありますか?
A. 意識して「暗記させる」必要はありません。この記事でご紹介した5つの方法のように、遊びや生活の中で自然に触れさせることで十分です。小学生の時期は「英語は楽しいもの」という感覚を育てることが最優先。その土台の上に中学以降の本格的な単語学習が乗っかっていきます。
Q. 英語が苦手な親でも家庭でできますか?
A. できます。フォニックスの歌を一緒に聞いたり、英語のアニメを一緒に楽しんだりするだけで十分です。親御さんが英語を完璧に話せる必要はまったくありません。「一緒に楽しむ」姿勢が、何より子どもの意欲を引き出します。
Q. 中学生・高校生になってからでも間に合いますか?
A. 間に合います。ただし、小学生のうちに英語の音やリズムに慣れておくと、中学以降の学習がスムーズになるのは確かです。今からできることを少しずつ始めることが大切です。年齢が上がると理解力が増すため、ルールを論理的に学べるというメリットもあります。
まとめ
小学校で600語、中学校で累計2,500語、大学受験では最大8,000語以上。この数字は大きく見えますが、小学生のうちから楽しく英語に触れる習慣をつけておけば、決して届かない目標ではありません。
小学生のうちにまいた「楽しい」という種は、中学・高校で必ず大きな花を咲かせ、お子さんの未来の選択肢を豊かに広げてくれるはずです。

英語の聞く力を育てるかけ流しのコツは効果的な英語かけ流しの3つのコツで、フォニックスの学び方はフォニックスが学べるオンライン英会話おすすめ5選でご紹介しています。あわせてご覧ください。
















