
中学生の英語が伸びるYouTubeチャンネル4選

「英語の授業はわかるのに、聞けないし話せない」——そのもどかしさ、よくわかります
テストでは70点、80点取れるのに、洋楽の歌詞は全然聞き取れない。英語の先生が話していることは半分くらいしかわからない。
お子さんがそんな状況になっていませんか。
これは能力の問題ではありません。日本の英語教育が長らく「読む・書く」に集中してきた構造的な問題です。そしてこの壁を自宅で、無料で、楽しく崩していく方法があります。それが、正しく選んだYouTubeの活用です。
「学校英語」と「使える英語」の間にある壁を、YouTubeで崩しましょう。
「試験英語」だけでは耳が育たない
中学生の英語学習で見落とされているのが「リスニング」と「話す感覚」の育成です。
英語を音として大量にインプットしなければ、耳は英語を処理できるようになりません。脳が「英語は音として意味を持つ言語だ」と認識するには、ある程度の量の音声インプットが必要です。これを専門的には「言語入力仮説(インプット仮説)」と呼びます。
文法を理解しても、英語が聞けないのは「耳が育っていない」からです。
中学生はすでに語彙力・文法力という大きな武器を持っています。あとはそれを「聞く・話す」につなげるだけ。この段階でYouTubeを正しく使えば、英語力は伸びます。
耳が育たない3つの原因
①英語を「音として」聞く機会が少なすぎる
教科書の音読練習では「音として英語を処理する訓練」が圧倒的に不足しています。英語の音を大量に浴びる環境を意図的に作らないと、いつまでも「頭の中で日本語に訳してから理解する」癖が抜けません。
②自分に合っていない難易度のコンテンツを選んでいる
「難しい英語を聞けば力がつく」と思いがちですが、わからない内容を流し続けても脳は意味を処理できず、英語がただの「雑音」になってしまいます。
理解できる割合が7〜8割程度のコンテンツが効果的です。
③「聞いて終わり」で声に出していない
聴くだけでは発音や語順の感覚が身につきません。聞こえた英語をすぐ真似して声に出す「シャドーイング」を組み合わせることで、リスニングとスピーキングが同時に鍛えられます。
中学生の英語力を伸ばすYouTube厳選5チャンネル
1. TED-Ed
科学・歴史・哲学・心理学など、知的好奇心をくすぐるトピックを美しいアニメーションで解説する5〜10分の動画が揃っています。中学生レベルの英語力があれば十分取り組めます。
英語字幕と日本語字幕の両方が使えるので、まず英語字幕で挑戦。必要に応じ速度を調整し文字を追いながら聞いてみましょう。わからなければ日本語字幕で確認する使い方が効果的です。
出典:TED-Ed
使い方のコツ: 興味のあるトピック(「Why do we dream?」「How does music affect the brain?」など)を選ぶことで「英語で学ぶ」感覚が生まれ、モチベーションが続きます。
2. BBC Learning English
イギリスBBC公式の英語学習チャンネル。「6 Minute English」シリーズは実際のニュース素材をもとにした会話形式で、6分というちょうど良い長さが続けやすいと評判です。語彙解説・フレーズ解説・発音指導まで含まれており、本物のイギリス英語のリズムと発音を自然に身につけられます。
出典:BBC Learning English
使い方のコツ: 1本を3回聞く。1回目は全体把握、2回目は字幕なし、3回目はシャドーイング。これだけで1本から得られる情報量が3倍になります。
3. Aira’s English(エイラの英語)
日本語ネイティブがゼロから英語を習得した経験をもとに、日本人が間違えやすいポイントを丁寧に解説するチャンネルです。「日本語と英語の違い」を意識した説明が多く、なぜそう言うのかの「理由」を大切にしている点が中学生に合っています。英検・高校受験対策にも触れており、実用性が高いです。
使い方のコツ: 動画内で紹介されたフレーズをノートに書き留め、復習する。書くことで記憶への定着が深まります。また、オンライン英会話で実際に使ってみると更に定着します。
4. This is 英会話
カフェ・ホテル・スーパーなど、リアルな日常シーンでネイティブが実際に英語を使っている様子をそのまま収録したチャンネルです。教材やドラマとは違い、周囲の雑音も含んだ「本物の英語」が体験できるので、「教科書の英語と実際の英語はどう違うの?」という疑問に正面から答えてくれます。
出典:This is 英会話
デフォルトで英語字幕と日本語訳の両方が表示されるため、シャドーイングの素材としても最適。「聞こえた気がするけど意味がつかめない」という中学生の壁を崩すのに特に効果的です。
使い方のコツ: まず日本語字幕で内容を把握し、次に英語字幕だけでシャドーイング。慣れてきたら字幕なしで挑戦してみましょう。
例えば「マクドナルドでリアルな英会話」など、中学生にとっても身近なトピックをオンライン英会話のフリーカンバセーションのテーマとして使うのも良いかもしれません。海外に行く機会があれば、実際にマクドナルドで注文してみましょう。英語で買い物ができると大きな自信につながります。
「本物の英語」に耳を慣らすなら、これ以上の素材はありません。
今日からできる!効果を最大化する3つのアクション
① 「週3本・各10分」を生活に組み込む
毎日じゃなくていい。週3本、1本10分から始めることで「続けられる習慣」をまず作ります。宿題が終わった後、夕食前、お風呂上がりなど、既存のルーティンに紐づけると続きやすくなります。
② 英語字幕でシャドーイングに挑戦する
日本語字幕ではなく英語字幕をオンにして視聴し、聞こえた英語をすぐ口に出す「シャドーイング」を試してみてください。最初は1文だけでも構いません。口が動くようになると、リスニングの理解度も上がっていきます。
「口が動かなければ、耳でも聞き取れない」——これが英語習得の鉄則です。
③ 気に入ったチャンネルを1つに絞る
最初からたくさん手を出すと続きません。上の4つから1つだけ選んで、まず1ヶ月続けてみてください。1ヶ月後に「物足りなくなった」と感じたら、そのときに2つ目を加えてみてください。
まとめ:YouTubeは「耳を育てる」最強の無料環境
中学生という時期は、英語の基礎知識が備わったうえで「本物の英語」に触れるベストタイミングです。この時期にYouTubeで英語の音に大量に触れることで、高校・大学・社会人になってからの英語力に大きな差が生まれます。
英語習得の最大の壁は「才能」でも「環境」でもなく「継続」です。好きなチャンネルを1つ見つけて、今日から始めてみてください。
「聞けた!」が増えるたびに、英語が好きになる。それがすべてのスタートです。
Youtubeを観た後は、オンライン英会話で実際に話してみると深く定着します。無料でお試しできるオンライン英会話もたくさんあるので、まずは無料で試してみてはいかがでしょうか。
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