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【おうち英語】海外DVDが再生できない!?購入前に知りたいリージョンコードの話

ねこみみ

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    「子どものために、海外で人気の英語アニメや教材を見せてあげたい!」

    そう思って、海外からDVDを取り寄せたのに、「このディスクは再生できません」という無情なメッセージが…

    せっかくのやる気が削がれてしまう、そんな悲しい経験はありませんか?

    この問題のほとんどは、国ごとに定められた「リージョンコード」が原因

    この記事では、海外のディスクを購入する前に必ず知っておきたい「リージョンコード」の基本と、おうち英語で賢く活用するための具体的な解決策を解説します!

    海外ディスクが見られない最大の原因「リージョンコード」とは?

    リージョンコードとは、簡単に言うと「ディスクを再生できる国や地域を制限するための暗号」のようなものです

    日本のDVDプレーヤーは、基本的に日本向けのリージョンコードが設定されたディスクしか再生できないように作られています

    そして、このリージョンコードはDVDとBlu-rayで仕組みが異なります。ここが大切なポイントです!

    DVDのリージョンコード

    数字で地域が分かれています。日本は「2」です

    DVDのリージョンコード
    • リージョン 1: アメリカ、カナダ
    • リージョン 2: 日本、ヨーロッパ、中東
    • リージョン 3: 東南アジア、韓国、香港
    • リージョン 4: オーストラリア、ニュージーランド、中南米

    お気づきでしょうか? アメリカ(1)と日本(2)はリージョンコードが違うため、アメリカで販売されている一般的なDVDは、日本のプレーヤーでは再生できません

    Blu-rayのリージョンコード

    アルファベットで地域が分かれています。日本は「A」です

    Blu-rayのリージョンコード
    • リージョン A: 日本、南北アメリカ、韓国、台湾、東南アジア
    • リージョン B: ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア
    • リージョン C: 中国、ロシア、インド

    こちらは大注目です! なんとBlu-rayでは、日本とアメリカ・カナダは同じ「リージョンA」に分類されています

    【結論】おうち英語では、どの国のディスクを買えばいい?

    リージョンコードの違いを踏まえて、おうち英語の教材を探す際の結論はとてもシンプル

    狙い目は「アメリカ版のBlu-ray」!

    前述の通り、日本とアメリカはBlu-rayのリージョンコードが同じ「A」です

    そのため、アメリカで販売されているBlu-rayであれば、日本のBlu-rayプレーヤーでそのまま再生できる可能性が非常に高いのです

    英語教材やアニメが豊富なアメリカの作品を、特別な機器なしで楽しめるのは大きなメリット!

    おうち英語の教材を探すなら、まず「アメリカ版のBlu-ray」をチェックするのが最も効率的でおすすめです

    DVDの購入は要注意!

    一方、DVDでアメリカの教材を探す場合は注意が必要です

    リージョンコードが異なるため、基本的には再生できません

    リージョンコードが日本と同じ「2」であるヨーロッパ版のDVDもありますが、他の要因で再生できないこともあるため、確実性を求めるなら避けた方が無難です

    【解決策】リージョンが違うディスクを見る方法

    「でも、どうしても見たいDVDがアメリカ版しかない…」

    そんな時のために、解決策を3つご紹介します

    解決策①:【一番確実】リージョンフリープレーヤーを用意する

    海外のディスクをストレスフリーで楽しむアイテムが「リージョンフリープレーヤー」です

    その名の通り、世界のどのリージョンコードのDVDやBlu-rayでも再生できるスグレモノ

    これ1台あれば、リージョンコードを一切気にすることなく、世界中の教材を自由に選べます

    海外の教材を積極的に活用するなら、絶対に持っておきたい一台です

    解決策②:パソコンで視聴する(ただし注意点あり!)

    パソコンのドライブはリージョンコードの変更が可能なため、設定を変えれば再生できます

    【超重要】変更できる回数には制限があります!

    通常、リージョンコードの変更は5回までと決まっており、5回目に設定したコードで完全に固定されてしまいます

    日本のディスクと海外のディスクを頻繁に見るような使い方には全く向いていないため、あくまで緊急避難的な方法と考えてください

    解決策③:購入時に「リージョンALL」を選ぶ

    ディスクの中には、どの国のプレーヤーでも再生できるよう、リージョンコードが設定されていない特別なものがあります

    • DVDの場合 → 「リージョン ALL」 または 「0
    • Blu-rayの場合 → 「Region Free」

    と表記されています。Amazonなどの商品説明でこの表記を見つけたら、リージョンコードの心配なく購入できます

    購入前には、商品説明のRegion欄をしっかり確認するクセをつけましょう

    まとめ

    最後に、海外ディスク購入時のチェックポイントをおさらいしましょう

    • Blu-rayがおすすめ!
      特にアメリカ版(リージョンA)は日本のプレーヤーで再生できることが多い
    • DVDは要注意!
      アメリカ版(リージョン1)は再生不可。「リージョンALL」を選ぼう
    • 英語字幕の有無 (Subtitles: English) も忘れずにチェック!
    • 一番安心なのは「リージョンフリープレーヤー」を導入すること

    リージョンコードを正しく理解すれば、海外ディスクの購入はもう怖くありません

    世界中にあふれる良質な英語コンテンツをどんどん活用して、親子でのおうち英語をさらに実りあるものにしてくださいね!

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