「おうち英語が続かない」はやり方が9割!挫折しないための継続のコツ10選

「よし、今日からおうち英語を始めるぞ!」
そう意気込んでみたものの…
「あれ、なんだか最近、英語の動画を観てくれないな…」
「本当にこのやり方で効果があるのか、不安になってきた…」
そんな風に感じて、おうち英語が自然消滅しかけている方、いらっしゃいませんか?
おうち英語で最も難しく、そして最も大切なのは「始めること」よりも「続けること」です
この記事では、無理なく、楽しくおうち英語を続けるための10の秘訣をお伝えします!
挫折しないための継続のコツ10選
秘訣1:英語を「勉強」にしない
これが一番の鉄則です
親が「さあ、英語の勉強をするよ!」と構えた瞬間、子どもは敏感に察知して逃げていきます
英語はあくまで「楽しい遊びのツール」の一つ
歌、ダンス、絵本、ごっこ遊び
その中に、当たり前のように英語が存在する
そんな環境を目指しましょう
「勉強しなきゃ」という親の焦りは、子どもの英語嫌いに直結します
秘訣2:日常の「すきま時間」に溶け込ませる
「おうち英語のために、毎日30分時間を確保する!」といった高い目標は、挫折のもとです
それよりも、
- 朝の着替えの時に、英語の歌を歌う (♪Head, shoulders, knees and toes…)
- お風呂で1から10まで英語で数える
- 車での移動中は、英語のCDをかけ流す
といったように、普段の生活習慣に英語を組み込んでしまうのが継続のコツ
5分以下の短い時間でも、毎日続ければ大きな力になります
秘訣3:子どもの「大好き!」を徹底的に利用する
お子さんは今、何に夢中ですか?電車?プリンセス?恐竜?
その「大好き!」を、おうち英語に最大限活用しましょう
- 電車が好きなら
→ 電車の英語絵本を読み聞かせる、YouTubeで海外の電車の動画を英語で観る - プリンセスが好きなら
→ ディズニー映画を英語音声で観る(日本語字幕OK!) - 恐竜が好きなら
→ 恐竜の名前を英語で言ってみる、恐竜のドキュメンタリーを英語で観る
興味があることなら、子どもはスポンジのように英語を吸収していきます
秘訣4:「完璧」を捨てる(親も子も)
「ネイティブみたいなきれいな発音じゃなきゃ…」
「文法が間違っていたらどうしよう…」
そんな心配は、今すぐ捨ててしまいましょう!
大切なのは、親子で英語に触れる時間そのものです
親が楽しそうに、たとえ片言でも英語を使っていれば、子どもにとって英語はポジティブなものになります
発音は、良質なCDやDVD、YouTube教材に任せてしまいましょう
秘訣5:親も「一緒に学ぶ」スタンスでいる
親が先生になる必要はありません
知らない単語があれば、「これ、英語でなんて言うんだろうね?一緒に調べてみようか!」でいいのです
親が一緒に学んでくれる姿は、子どもにとって最高の励みになります
「ママも勉強してるんだ!」という仲間意識が、子どものやる気を引き出します
秘訣6:「メディアミックス」で飽きさせない工夫を
YouTubeのかけ流しは非常に効果的ですが、それ一本だとどうしても飽きがきてしまいます
そこで重要なのが、複数のメディアを組み合わせる「メディアミックス」です。
- 集中させたい時 → DVDや知育アプリ(広告なしで安心!)
- 耳を育てたい時 → CDや英語のオーディオブック
- 親子の時間に → 英語の絵本やサウンドブック
それぞれのメディアの長所を活かすことで、子どもの興味を持続させることができます
特に、お気に入りのキャラクターのDVDや本は、「自分だけの宝物」として、子どもが繰り返し触れるきっかけになりますよ
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秘訣7:たまには「アウトプットの場」を用意する
インプットばかりでは、子どもも「これ、何のためにやってるの?」と疑問に思うかもしれません
- オンライン英会話の体験レッスンを受けてみる
- 地域の国際交流イベントに参加してみる
など、ほんの少しでいいので「英語が通じた!」という成功体験をさせてあげましょう
その小さな成功が、次への大きなモチベーションに繋がります
秘訣8:英語を「見える化」する
日常生活の中に、もっと英語を登場させましょう
- トイレにアルファベットポスターを貼る
- おもちゃ箱に英語のラベルを貼る(”Blocks”, “Cars”など)
- 目につく場所に英語の絵本を飾っておく
常に英語が視界に入る環境を作ることで、英語が特別なものではなく、日常の一部になっていきます
秘訣9:「できたこと」を具体的に、大げさに褒める
「すごいね!」だけでは、子どもは何を褒められたのか分かりません
- 「”Apple”って、すごくきれいに言えたね!」
- 「ABCの歌、最後まで歌えるようになったんだ!ママ嬉しいな!」
- 「絵本のこの単語、自分で読めたの!?」
といったように、具体的に、少し大げさなくらい褒めてあげましょう
親に認められた喜びが、子どもの自己肯定感を育みます
秘訣10:他人と比べず、我が子の成長だけを見る
SNSを開けば、流暢に英語を話すお子さんの姿が目に入るかもしれません
でも、決して比べて焦らないでください
言語の習得ペースは、一人ひとり全く違います
比べるべきは、他の誰かではなく「昨日のお子さん」です
「昨日より一つ単語を覚えた」「先月は言えなかったフレーズが言えた」
その小さな成長を見つけて喜ぶことこそ、ハッピーに継続できる最大の秘訣です
まとめ:一番大切なのは、親子の「楽しい!」という気持ち
10個の秘訣をお伝えしましたが、突き詰めれば、おうち英語で一番大切なのは「親子が笑顔でいられること」に尽きます
親が「やらなきゃ」と義務感でやっている英語は、子どもにはお見通しです
親が心から楽しんでいれば、子どもは自然と英語を好きになります
今日から全部やろうと気負わなくて大丈夫です
この10個の中から、「これならできそう!」と思うものを一つだけ、試してみませんか?
その小さな一歩が、お子さんの可能性を大きく広げる、未来への扉になるはずです