
幼児向け英語教育システムの科学的根拠に基づく徹底比較調査:ディズニー、サンリオ、ミライコ


子どもの英語教材…
いっぱいあって、どれを選べばいいのかわからない…
こんなふうに迷ったことはありませんか?
家庭向けの英語教材は本当にたくさんあって、どれが自分の子どもに合うのかを見つけるのは、意外と難しいもの
そこで今回は、特に人気の3つの教材
- ディズニーの英語システム(DWE)
- サンリオイングリッシュマスター
- ミライコイングリッシュ
を取り上げて徹底比較します!
この記事では、単なる「特徴や価格の比較」だけでなく、第二言語習得や発達心理学、認知科学などの研究に基づいて、それぞれの教材がどんな教育的な考え方で作られているのかを深掘りしていきます
幼児が言葉を覚える科学的な仕組み
良い英語教材を見極めるための3つの視点
日常会話レベル(BICS)と学習レベル(CALP)の違い
人気教材(DWE・サンリオ・ミライコイングリッシュ)徹底比較
予算やライフスタイルに合った、最適な教材の選び方

この記事は約20分で読めます
時間がない方は、目次から気になるポイントをチェックしてみてください!
どの幼児向け英語教材を選べば良いか迷っている保護者の方
DWE、サンリオ、ミライコイングリッシュの具体的な違いを知りたい方
教育理論の観点から、納得して教材を選びたい方
予算やかけられる時間に合った英語教育を始めたい方
子どもの英語学習を、親子で楽しく続けるためのヒントが欲しい方
小さな子どもが自然に言葉を身につける仕組み
ここでは、これから紹介する教材をどうやって分析していくのか、その「ものさし」となる考え方をお伝えします
幼児の英語教育はなぜ効く?家庭でできるコツ
小さな子どもは、言葉をどんどん覚えていきます。これは「臨界期」と呼ばれ、言語を吸収しやすい大切な時期だからです。特に幼児期は、英語の音やリズム、文法も自然に身につく貴重な時期です
この時期を活かすのが、イマージョン教育(英語のシャワーを浴びる方法)。例えば「ディズニー英語システム」のように、英語をたっぷり聞かせることで、自然に英語を覚える方法です
ただし、英語を聞かせるだけでは不十分です。赤ちゃんが言葉を覚えるように、英語も親とのやりとりを通じて意味を理解していきます
成果を出す家庭では、英語を歌ったり遊んだりして一緒に楽しみ、実際に「やりとり」を大切にしています
フォニックス・会話・理解できるインプットの大切さ

英語は聞き流すだけで大丈夫?
そう思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。イマージョン教育はとても強力ですが、言語習得のすべてをカバーできるわけではありません
本当に力をつけるには、次の3つの要素が欠かせません
- フォニックス
アルファベットの文字と音の関係を学ぶこと
これが読み書きの基礎になります - インタラクション(やりとり)
実際に言葉を使ってやりとりすることで、会話力や場に応じた言葉の使い方が育ちます - 理解可能なインプット
言語学者スティーブン・クラッシェンが提唱した考え方で、いまのレベルより少しだけ難しい英語を理解しながら聞く・読むことが、英語力を伸ばすポイントになるというもの
この3つの視点を使えば、各教材をより具体的に評価することができます
例えば
- サンリオ・ミライコ
フォニックスを取り入れており、早いうちから読み書きの基礎を作れるように工夫されています - ディズニー英語システム(DWE)
ホール・ランゲージ(全体言語)のスタイルで、英語を“教える”というより、会話や絵本・歌などのやりとりを通じて、自然な形で英語が身につくことを大切にしています

さらに、DWEの「テレフォン・イングリッシュ」やサンリオの「オンラインレッスン」といった仕組みは、ただ聞くだけではなく、実際にやりとりできる場を提供する大事な要素になっています!
【生活言語と学習言語】知っておきたい BICS と CALP
幼児向けの英語教材を選ぶとき、実はとても参考になるのが、言語教育学者ジム・カミンズが提唱した「2つの英語力 BICS と CALP」の考え方です
BICS(生活言語能力)って?
BICSとは、日常生活で使う英語の力のこと
たとえば、
- 「これちょうだい!」
- 「いっしょに遊ぼう」
- 「おなかすいた〜」
といった、身近でシンプルなやりとりに使う英語です
表情やジェスチャーに助けられるので、子どもはだいたい2〜3年ほどで自然と身につけられると言われています
CALP(学習言語能力)って?
一方でCALPは、勉強や思考に使う、ちょっとむずかしい英語の力
たとえば、
- 「どうして空は青いの?」
- 「このお話の主人公は、どう思ってたのかな?」
- 「重さと重力って、どう違うの?」
といった、考えたり説明したりするための英語です
こちらは、身につけるのに5年以上かかることもあると言われていて、将来の学力に直結する大切な力です
教材によって「育てる英語力」が違う!
この「BICS」と「CALP」の違いを知っておくと、英語教材がどのレベルの英語力を目指しているのかが見えてきます
たとえば
DWE(ディズニー英語システム)
楽しい歌やお話を通して、BICS(生活言語)を自然に育てる設計。英語に親しむ第一歩として人気です
ミライコイングリッシュ
英検Jr.レベルを目標に、身近な会話表現の習得(=BICS)を重視。日常でよく使うフレーズを、たっぷり学べます
サンリオイングリッシュマスター
「なぜ?」「どうして?」という問いかけを通して、CALP(学習言語)の土台をしっかり育てるのが特徴。英語で「考える力」や「説明する力」を伸ばす設計になっています
英語教材というと、「話せるようになること」に目がいきがちですが、これからの時代に求められるのは、英語を使って“考えられる”子ども
BICSとCALP、両方をバランスよく育てる視点がとても大切なんです
お子さんに合った教材を選ぶときは、「どんな英語力が育つか?」という視点で見てみるのもおすすめですよ
続けられる英語学習のために大切なこと
子どもが英語を「続けられるかどうか」は、実は気持ちの持ち方がとても大きく関わっています
「やらされてる」って感じてしまうと、どんなに良い教材でもなかなか長続きしませんよね。反対に、自分から「やってみたい!」と思えると、学びはどんどん深まっていきます
自分からやる気が出る3つのポイント
心理学では、子どもが内側からやる気(=内発的動機づけ)を出すためには、次の3つの気持ちが満たされることが大事だと考えられています
1. 自分で選べること(自律性)
「これやってみたい!」と自分で選べることで、やる気がグッと高まります
2. できた!という達成感(有能性)
ステップをクリアして、「できた!」を実感できると、自信につながります
3. 誰かとつながっている感覚(関係性)
「ママに見てもらえた」「パパと一緒にできた」など、誰かとつながっている安心感も大切なエネルギーになります
幼児向け英語教材の工夫はここにある!
最近の幼児向け英語教材には、こうしたやる気を引き出す仕掛けがたくさんあります
たとえば
- シールを集めて「できた!」が見えるミライコイングリッシュ
- DWEのCAP制度で目標達成をお祝いしてくれる仕組み
- キャラクターと一緒に進めるストーリー性のある教材 など
どれも、子どもが楽しく・自分からやってみたくなる工夫が詰まっています
親は「先生」じゃなくて、応援団!
英語学習をサポートする中で、つい「ちゃんとやってる?」「ここ間違ってるよ」と言いたくなりますよね
でも、大切なのは「教えること」よりも、子どもが安心してチャレンジできるように見守ること。心理学ではこれを「足場づくり(スキャフォルディング)」と言います
子どもがひとりでは難しいことでも、ちょっとだけ手を貸してあげると「自分でできた!」につながります
やる気のタネを育てよう
子どものやる気は、叱ったり無理にやらせたりしても育ちません
それよりも、「自分でやりたい」「できた!」「見ててくれてうれしい」——そんな気持ちの積み重ねが、英語を楽しみながら続ける力になります
親は先生じゃなくて、子どもの背中をそっと押す応援団
焦らず、楽しく、コツコツ続けていけるといいですね
ディズニー・サンリオ・ミライコを分析!
ここでは、これまでみてきた内容をもとに、主要な幼児英語プログラムを詳しく分析します!
ディズニー英語システム(DWE)ってどんな教材?
「母国語方式」を取り入れた学習スタイル
DWEの大きな特徴は、歌や物語、遊びが一緒になった学習システムで、たくさんの英語を繰り返し聞くことで自然に覚えていく仕組みです

例えば、「シング・アロング」の歌が「ストレート・プレイ」の映像に出てきたり、「トークアロング・カード」で復習したりと、教材が連動しているので、子どもは無理なく英語の文法や表現を身につけられるよ
フォニックスは使わない?「単語丸覚え」スタイル
DWEでは、フォニックス(文字の音とつながる読み方)の指導はあまりありません
そのため、子どもは単語を音の組み合わせで読むのではなく、「cat(キャット)」という単語の形そのものを覚えて読む形になります
この方法だと知っている単語はすぐ読めますが、新しい単語を読む力は育ちにくいため、フォニックスの補助学習があると安心です。
豊富な教材とキャラクターたちの世界
DWEは、DVDやCD、絵本、カード、マジックペンなど教材がとにかく豊富!
人気のディズニーキャラクターも登場します。この豊富な教材が連動し合うことで、子どもは自然に英語に触れ、理解を深めやすくなっています
保護者の関わり方が成功のカギ
DWEの効果は、保護者の関わり方に大きく左右されます
教材をただ置いておくだけで効果が出るわけではなく、日常生活に英語を取り入れ、親子で楽しく続けることが大切です
教材が多く、毎日の継続が必要なため、途中で挫折してしまう家庭もあります
また、費用が高めなので、そのプレッシャーがやる気に影響する場合もあります
やる気を引き出すサポート制度も充実
DWEには、「ワールド・ファミリー・クラブ(WFC)」という英語を話す機会を増やすサービスや、「CAP制度」という、段階的な目標設定とご褒美で子どものやる気を支える仕組みがあります
- WFCでは電話やイベントで英語を話す機会がもらえます
- CAP制度では、歌やフレーズを録音して評価してもらい、色付きの帽子などのご褒美がもらえます
注:中古DWEユーザーはワールド・ファミリー・クラブの会員になれず、CAP制度にも参加できません
まとめ:ディズニー英語システム(DWE)の評価
強み
- 圧倒的な量の英語インプットで、日常会話に必要な力(生活言語能力)がしっかり身につく
- CAP制度で目標がはっきりし、長く続けやすい
弱み
- 保護者の関わりがないと効果が出にくく、挫折しやすい
- フォニックス指導がない
- 費用が高いため、親子ともにプレッシャーになることがある
サンリオイングリッシュマスターってどんな教材?
「英語で学ぶ」ことを大切にした、知育一体型の幼児英語教材
2023年に登場したサンリオイングリッシュマスターは、現代の子どもたちに合った新しい英語教材。
カリキュラムは、「えいごであそぼ」の佐藤久美子先生や「シナぷしゅ」監修の開一夫先生など、幼児教育や発達の専門家たちが監修しています
教材は、フォニックスやチャンツといった実証済みの教授法に加え、知育の要素も取り入れています。科学・自然・社会のテーマを英語で学ぶことで、日常会話力(BICS)だけでなく、学習言語能力(CALP)の発達も直接的にサポートします
楽しみながら学べる!現代っ子向けの工夫が満載
- 映像はテンポがよく、YouTube世代の子どもにもなじみやすい
- タッチペン絵本やカードリーダー、プロジェクターなど、遊び感覚で学べる教材が豊富
- AIアプリで発音チェックや会話練習もでき、自宅でもアウトプットの機会をしっかり確保
かわいいキャラクターが英語の世界へ自然に引き込んでくれるので、子どもが夢中になりやすい仕組みです
新しいオリジナルキャラクターが出演するため男女問わず楽しく利用できますよ
親の関わり方も「ラクすぎず、ムリしすぎず」
親が“先生”にならなくてもOK。一緒に遊んだり、アプリを見守ったりするだけでも十分な関わりになります。DWEのように生活全体を英語化する必要がないので、忙しいご家庭でも続けやすいのがポイント

さらに月額制の会員になると、専門家によるライブレッスンや保護者セミナーにも参加でき、デジタルとリアルのハイブリッドサポートが受けられるよ
サポート体制とやる気を引き出す工夫
デジタル × リアルのハイブリッドサポート
サンリオイングリッシュマスターは、月額990円の会員プランに加入すると、さまざまなサポートが受けられます
- オンラインでのライブレッスン
- ワークショップ
- 「やる気スイッチグループ」と連携した教育セミナー
注:「オンラインライブレッスン」「ワークショップ」は別途料金がかかります
子どもには英語を話すチャンスを、保護者には学びのヒントをしっかり届けてくれる内容になっています
さらに、AI音声認識つきアプリで、自宅でも発音や会話の練習ができるので、アウトプットの機会がぐっと増えます
DVD・絵本・おもちゃなど、バラエティ豊かな教材で子どもの好奇心を引き出し、飽きずに学びが続けられる工夫もいっぱいです
まとめ:サンリオイングリッシュマスターの評価
強み
- フォニックスを含む科学的根拠に基づいた教育法で、BICS(生活言語能力)とCALP(学習言語能力)の両方を明確にサポート
- 幼児英語教育の専門家による監修
- 現代的で魅力的なコンテンツと技術
- 保護者の関わりが負担になりにくく、持続しやすい関与モデル
弱み
- 製品が比較的新しく、長期的な実績や利用者コミュニティはまだDWEほど確立されていない
- DWEより安価だが、依然として一定の投資が必要
ミライコイングリッシュってどんな教材?
教育の考え方:毎日コツコツ、無理なく続けられる仕組み
ミライコイングリッシュは、「毎日30分見るだけ」というシンプルさが最大の魅力
英語の先生として有名な田中敦英さん(元NHK「基礎英語」講師)が監修し、5年かけて開発されたカリキュラムです
学べるのは
- 英語の基礎文法
- 約1500語の基本単語
- フォニックス(音と文字のルール)
目標は「英検Jr.レベル」で、日常会話に必要な生活言語(BICS)をしっかり身につけられる内容です
教材の特徴:シンプルで続けやすいミニマル構成
- DVD 15枚
- CD 3枚
というコンパクトなセットで、教材の量も価格も抑えめ
おもちゃや絵本はなく、映像中心の学習スタイル
でも心配は不要です
購入者は、オンライン教材「Miraico English ONLINE」(ワークシート・絵本・クイズなど)を2年間無料で使えるので、映像だけで終わらない学びが広がります
※その後は月額980円で継続可能
このように、最小限の教材で始めて、必要なら後からサポートを追加できる「必要なものだけ買える」仕組みが特徴です
保護者の役割:「見せるだけ」でOKな使いやすさ
ミライコは、忙しい保護者でも取り組みやすいように設計されています
親がやることは基本的に、「毎日DVDを流す」だけ
もちろん、一緒に見たり声をかけたりすれば効果はアップしますが、英語が苦手な親でも大丈夫な教材になっています
ただし、DVDへの依存度が高いため、子どもが飽きてしまうと学習がストップする可能性も。継続のためには、多少の声かけや一緒に楽しむ工夫もポイントです
モチベーションとサポート
ミライコイングリッシュでは、子どもが映像そのものを楽しめるかどうかが、学習のやる気を左右します
- できたよシール
毎日の視聴に対するわかりやすいごほうび - オンラインコンテンツ
動画以外にも絵本やワークで学びを広げる工夫
こうした工夫はあるものの、DWEやサンリオのように、ライブレッスンやイベントなどで英語を実際に「使う」場面が少ないのが現状です
まとめ:ミライコイングリッシュの評価
強み
- 手頃な価格で始めやすく、親の負担も少ない
- 毎日の視聴で、日常英語(BICS)やフォニックスに触れられる
- 英語の習慣づけにちょうどいい設計
弱み
- DVD中心の学習なので、飽きてしまう可能性がある
- おもちゃや絵本など、手で触れる教材がない
- 実際に英語を話す「アウトプットの場」が少なく、話す力を育てるにはやや物足りない
実際に比べて見えてくるポイント
ここでは、DWE・サンリオ・ミライコの3教材を比較します
教育手法
ディズニーの英語システム (DWE)
教育哲学:母国語方式のイマージョン教育
監修者:言語学コンサルタント
フォニックス指導:なし
サンリオイングリッシュマスター
教育哲学:フォニックス+知育のバランス型
監修者:佐藤久美子氏(幼児英語教育)、開一夫氏(発達認知科学)
フォニックス指導:あり
ミライコイングリッシュ
教育哲学:基礎固め重視の低負担モデル
監修者:田中敦英氏(基礎英語教育)
フォニックス指導:あり
教育手法の比較
評価項目 | ディズニーの英語システム (DWE) | サンリオイングリッシュマスター | ミライコイングリッシュ |
教育法 | 英語を自然に母語のように身につける学び方 | 知育も含む多方面からの学び方 | 基本を繰り返す学び方 |
フォニックス | なし | あり | あり |
主な目標 | BICS(生活言語) | BICS(生活言語) とCALP(学習言語) | BICS(生活言語) |
主な監修者 | 専門家の知識や実績に基づいたサポート | 佐藤久美子氏(幼児英語教育)、開一夫氏(発達認知科学) | 田中敦英氏(基礎英語教育) |
教材とその仕組みの特徴
ディズニー英語システム(DWE)
たくさんの教材が連動し合い、繰り返し学べるクラシックスタイル
→ 教材同士のつながりで理解を深める
サンリオイングリッシュマスター
おもちゃとAIアプリなどデジタルを組み合わせて、楽しく参加できる
→ 触って遊びながら学べる最新スタイル
ミライコイングリッシュ
シンプルで質の高い映像中心。オンラインで必要に応じてサポート
→ シンプルで分かりやすい

それぞれ違った良さがあるね!
保護者の関与と生活への影響
- DWE(ディズニー英語システム)
高い関与が必要。教材準備や子どもとのやり取りに毎日時間を使う - サンリオイングリッシュマスター
中くらいの関与。子どもと一緒に学びながらサポートする形で、生活に無理なく取り入れやすい - ミライコイングリッシュ
低い関与でOK。毎日30分の視聴習慣を作るだけで、他のサポートはほぼ不要なので忙しい家庭に向いている

それぞれの教材で求められる親の参加度や生活への影響が違います!
実際に必要な総コストをチェック
教材の値段だけでなく、分割払いの利息や毎月かかる会員費なども含めて、全部の費用をしっかり考えることが大事です
5年間にかかる全部の費用の詳しい見積もり
費用項目 | ディズニーの英語システム (DWE) | サンリオイングリッシュマスター | ミライコイングリッシュ |
初期購入費用(フルパッケージ想定) | 約1,000,000円 | 368,478円 | 68,600円 |
月会費 | 3,740円 | 990円 | 0円(購入後2年)/ 980円(3年目以降) |
5年間の会費合計 | 224,400円 | 59,400円 | 35,280円 |
任意費用(イベント/レッスン等) | 年間数回参加を想定 | 年間数回参加を想定 | なし |
5年間の推定総所有コスト (TCO) | 約1,300,000円~ | 約450,000円~ | 約103,880円 |
注
ミライコイングリッシュ:3年目以降のオンラインコンテンツ契約を前提としたTCO
DWE・サンリオ:イベント参加費や分割払いの金利によってTCOは変動
まとめと家庭別おすすめ
これまでの内容をふまえて、各ご家庭に合った教材を選ぶヒントをお伝えします
タイプ1:全力で取り組む!英語シャワーの家庭
特徴
・予算に余裕があり、保護者のどちらかが毎日しっかり英語に関わる
・英語習得を最優先にし、長期間集中して取り組む準備ができている
おすすめ教材
ディズニーの英語システム(DWE)
理由
この家庭ならDWEの特徴をフルに活かせます。通常は大変な保護者の関与も、十分な時間と資金があることでクリア可能。CAP制度のモチベーション効果や、多様な教材を豊かな学習体験として楽しめるのも強みです
タイプ2:ほどよくバランス派の家庭
特徴
・中〜高程度の予算がある
・科学的根拠に基づくバランスの良い教育を重視
・フォニックスや知育も取り入れたい
・毎日少しは関わるけれど、生活全体を英語中心にするほどは無理したくない
おすすめ教材
サンリオイングリッシュマスター
理由
BICS(生活言語)とCALP(学習言語)の両方を意識したバランス型教育。専門家監修で安心感があり、物理教材とデジタル教材がうまく融合。子どもが飽きずに続けられ、保護者はサポート役として気軽に関われるため、忙しい家庭でも無理なく取り入れやすい高品質な教材です
タイプ3:無理せず基礎から始めたい家庭
特徴
・予算を抑えたい
・初めてのおうち英語で無理なく続けたい
・英語に対するポジティブなイメージづくりが目的
・積極的な指導に使える時間があまりない
おすすめ教材
ミライコイングリッシュ
理由
低価格で負担が少なく、毎日30分の視聴習慣だけで続けやすい。BICS(生活言語)とフォニックスの基礎をしっかり学べ、将来の英語学習の土台作りに適している。飽きやすさやアウトプットの少なさはあるが、始めやすさとのバランスが魅力的な選択肢
まとめ
「これさえあれば完璧!」という教材は存在しません。ご家庭の目標やライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。そうは言っても、本当に合うかは使ってみないと分かりませんよね
なので、まずは無料で試してみませんか
カタログでは分からない本当の使い心地や、お子さまのリアルな反応を確かめる。しっかり納得して選ぶことこそが、子どもの英語学習が長く続く唯一のコツです。まずは気になる教材を、リスクなく試すことから始めてみましょう