【おうち英語】英語耳が育つ神絵本|Dr. Seussはフォニックスの宝庫!

dr.seussの絵本
ねこみみ

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こんにちは。元翻訳者(英検1級)、子育て卒業組の「ねこみみ」です

おうち英語、何から始めたらいいの?
絵本を読んでも、子どもの反応がイマイチ…

そんなお悩みを持つ方に、ぜひ手に取ってほしいのがDr. Seuss(ドクター・スース)の絵本

「ただの絵本でしょ?」と思ったら大間違い!

実はDr. Seussの絵本には、英語の「音」のルールを自然に学べる「フォニックス」の要素が満載なんです

この記事では、なぜDr. Seussがおうち英語、特にフォニックス学習に最強なのか、そしてレベル別のおすすめ絵本から効果的な使い方まで、徹底解説します!

この記事でわかること
  • Dr. Seussの絵本が、なぜ「おうち英語」や「フォニックス学習」に最適なのかという理由
  • 英語特有の「ライミング(韻)」が、子どもの英語耳をどう育てるかの仕組み
  • フォニックス学習の観点から選んだ、レベル別のおすすめDr. Seuss絵本5選
  • 購入した絵本の学習効果を引き出すための具体的な読み聞かせのコツ
この記事はこんな人におすすめ
  • 「おうち英語」を何から始めたら良いか分からない人
  • 子どもが英語の絵本に興味を示さず、悩んでいる人
  • 「フォニックス」を勉強っぽくなく、遊びの中で自然に学ばせたい人
  • 英語の読み聞かせがもっと楽しくなる絵本や、その活用法を知りたい人

なぜDr. Seussがフォニックス学習に効くの?

Dr. Seuss の絵本が人気なのは、ほかにない独特の文章スタイルに理由があります

子どもたちが夢中になるうちに、自然と英語の土台ができてしまうんです

理由1:魔法のような「ライミング(韻)」の嵐

Dr. Seussの最大の特徴は、リズミカルで声に出して読みたくなる「ライミング(Rhyming)」、つまり「韻を踏む」ことです

例えば、『The Cat in the Hat』では、

  • cat (ねこ)
  • hat (ぼうし)
  • sat (すわった)
  • mat (マット)

のように、”-at”の音が何度も繰り返されます

このような同じ響きの単語に繰り返し触れることで、子どもたちは「文字の綴りが違っても、同じ音のグループがある」ということに自然と気づきます

これが、文字と音を結びつけるフォニックス学習の第一歩であり、英語の音を聞き分ける「英語耳」を育てる上で非常に重要です

理由2:シンプルで繰り返しが多いから、自然と身につく

Dr. Seussの初期のリーダーズブックは、非常に限られた単語数で書かれています

例えば、超有名な『Green Eggs and Ham』は、たった50語の異なる単語で構成されているんです!

同じ単語やフレーズが何度も何度も出てくるので、子どもたちは意識しなくても自然に単語や言い回しを覚えてしまいます

理由3:意味不明な言葉遊びが「音」への集中力を高める

Dr. Seussの絵本には、”Zizzer-Zazzer-Zuzz” のような、意味のない面白い響きの言葉がたくさん出てきます

大人は「どういう意味?」と考えてしまいますが、子どもは意味が分からないからこそ、純粋に「音の響き」や「リズム」を楽しみます

この「音に集中する」という経験が、英語特有の音感を養うのに非常に効果的なんです

【レベル別】まず買うならこれ!フォニックスが学べるDr. Seussおすすめ5選

「たくさんあって、どれを選べばいいかわからない…」という方のために、フォニックス学習の観点からレベル別に厳選しました!

レベル★☆☆:初めてのDr. Seussにおすすめ

1. 『Hop on Pop』

子音–母音–子音(CVC)パターンの基本単語がたくさん詰まっています

Dr. Seuss の本には “CUP”“PUP”“HOP”“POP”といったCVC単語がいっぱい。シンプルなフレーズばかりだから、読み聞かせが苦手でも大丈夫。まるで楽しみながら取り組める「フォニックスドリル」のような本です

2. 『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』

リズムで覚える基本単語

色や数、反対言葉などを、心地よいリズムに乗せて学べます
“One fish, two fish, red fish, blue fish.” という有名なフレーズは、一度耳にすれば忘れられないほど印象的。英語の自然なリズム感を育てるのにぴったりです

レベル★★☆:少し慣れてきたら挑戦!

3. 『The Cat in the Hat』

ライミングの王様

Dr. Seuss を代表する一冊で、数多くのライミングワードが登場します。物語性もあるので、子どもを飽きさせず、絵本としてもしっかり楽しめます

4. 『Green Eggs and Ham』

繰り返しで自信がつく

たった50語で書かれた驚きの一冊です
“I do not like them, Sam-I-am.” のフレーズが何度も登場するため、読み終わる頃には子どもが自然に暗唱していることも。音読練習に最適で、「読めた!」という達成感を味わえます

レベル★★★:親子で大爆笑!早口言葉に挑戦

5. 『Fox in Socks』

最強の早口言葉絵本

フォニックス学習の集大成ともいえる一冊です
“Socks on chicks and chicks on fox.” のように、似た音が次々と登場し、まるで舌のトレーニングのよう。親子でどちらが上手に言えるか競争すると、盛り上がること間違いなしです。英語の音の違いを楽しく体感できる絵本です

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絵本を買ってただ読み聞かせるだけではもったいない!

ほんの少しの工夫で、フォニックス学習の効果を何倍にも高めることができます

まずはCDでかけ流し
親が読む前に、まずはCDで正しい発音とリズムをインプット
BGMとして流しておくだけでも効果があります

大げさに、リズミカルに読む
内容を理解させようとするより、歌うように、ラップのように、リズムを楽しむことを最優先!
親が楽しんでいると、子どもにも伝わります

ライミング探しゲーム
「”box” と同じ音の言葉はどれかな?」「”fox”だね!」のように、韻を踏んでいる単語を指差しながら一緒に探すゲームをしてみましょう

お子さんの言葉を繰り返す
子どもが絵本のフレーズを真似して口にしたら、「そうそう!Fox in socks! 上手だね!」とたくさん褒めてあげましょう
アウトプットへの自信につながります

まとめ

Dr. Seussの絵本は、ただ奇妙で面白いだけではありません

子どもたちを惹きつける魔法のようなリズムとライミングの中に、フォニックスの基礎がぎっしりと詰まっています

「勉強」と感じさせることなく、遊びの延長で自然に英語の音とルールに親しめる

これこそ、Dr. Seussがおうち英語の「神絵本」と呼ばれる理由です

ぜひ、Dr. Seussの不思議で楽しい世界をお子さんと一緒に冒険してみてください!

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