【結局なにが違うの?】シンセティック・フォニックスとジョリーフォニックス、サクッと解説!

「フォニックスがいいって聞くけど、種類が多くて…」
「シンセティック?ジョリー?もう、わけわかんない!」
お子さんの英語教育について調べ始めると、必ずぶつかるこのお悩み
本当によく分かります!
特に「シンセティック・フォニックス」と「ジョリーフォニックス」
この2つは名前も似ていてややこしいですよね
この記事では、この2つの関係と違いを解説します
まず大前提!この2つは「考え方」と「人気プログラム」の関係です
結論から言うと…
- シンセティック・フォニックス
英語の読み方を教えるための、ある一つの「考え方」や「指導ルール」のこと - ジョリーフォニックス
その考え方(シンセティック・フォニックス)を使って、楽しく分かりやすく実践できるように作られた、具体的な「プログラム名(商品名)」のこと
つまり、ジョリーフォニックスは、シンセティック・フォニックスという指導ルールを採用しているプログラムの一つ、ということになります
ジョリーフォニックスは、シンセティック・フォニックスの仲間です!
じゃあ、その「シンセティック・フォニックス」っていう考え方は、一体どんなものなんでしょうか?
「シンセティック・フォニックス」って、どんな考え方?
カンタンに言うと、「音のパーツをくっつけて、単語を組み立てる!」という、とても合理的な方法です
やること①:音のパーツを覚える
まず、sは「スッ」、aは「ア」、tは「トゥッ」というように、アルファベットが持つ「音のパーツ」を一つひとつ覚えます
やること②:パーツを合体させる!
次に、覚えた音のパーツを順番に言ってみて、それらを合体させます
「スッ…ア…トゥッ…」→ つなげて「サット(sat)!」
この「音を合体させること」を、ちょっとカッコよく言うと「ブレンディング」と呼びます
この方法のいいところ
このルールを知っていれば、知らない単語が出てきても「えーっと、この音とこの音をくっつけると…」という感じで、自力で読める力がつくんです
これが、シンセティック・フォニックスの基本的な考え方です
じゃあ「ジョリーフォニックス」は、何が特別なの?
ジョリーフォニックスは、シンセティック・フォニックスの考え方をベースに、子どもたちが「やりたい!」と思うような、工夫をたくさんプラスしてくれています
工夫①:全42音に「アクション」と「歌」がある!
これが最大のポイント!
ただ「sの音は『スッ』だよ」と文字で教えるんじゃありません。
「ヘビさんみたいに腕をくねらせて、『スッスッスー!』って言いながら覚えてみよう!」
というように、楽しい動き(アクション)や歌とセットで教えてくれるんです
これなら、ただの暗記じゃなくて、遊び感覚で覚えられそうですよね
工夫②:「読む」だけじゃなく「書く」もセットで学べる!
ジョリーフォニックスは、「ただ読めればOK」ではありません
以下の「5つのスキル」を、バランスよく学べるようにプログラムが組まれています
- 音を覚える
- 文字の書き方を覚える
- 読む練習(ブレンディング)
- 書く練習(音を聞いて、文字にする)
- ルールに当てはまらない単語(ひっかけ単語)を覚える
「読む力」と「書く力」を一緒に伸ばしていけるように考えられているんですね
まとめ:で、結局どっちを選べばいいの?
ここまで読んでいただければ、もうお分かりかもしれませんね
シンセティック・フォニックス
これは「指導法の考え方」そのもの
教える側がこの理論をしっかり理解した上で、「うちの子にはこの順番で、こうやって教えてみよう」と自分でカリキュラムを組み立てられる方向けです
正直、ちょっと上級者向けかもしれません
ジョリーフォニックス
こちらは「全部入りの実践パッケージ」
「何から始めたらいいか分からない」「うちの子、飽きっぽいから楽しくないと続かない…」という、ほとんどのご家庭にとっての救世主です!
このプログラムに沿って進めるだけで、効果的なフォニックス学習ができちゃいます
結論としては、迷ったら、まずはジョリーフォニックスから始めてみるのがおすすめです!
これで、2つのフォニックスの違い、スッキリ整理できたなら嬉しいです!
難しい言葉に惑わされずに、お子さんが「これ、楽しい!」と思える方法で、英語の世界をぐんぐん広げていってあげてくださいね!