【英語多読の強い味方!】レクサイル公式サイトで、子どものレベルにぴったりの本を見つける方法

「子どもに英語の本を読ませたいけど、どんな本を選んだらいいのか分からない…」
「せっかく買ったのに、難しすぎて全然読んでくれない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
英語の多読を進める上で、子どもの読書レベルに合った本を選ぶことは、楽しんで読み続けるためのとても大切なポイントです
そこでおすすめしたいのが、レクサイル指数を活用した本の検索サイト「Find a Book」です
この記事では、レクサイル公式サイトの基本的な使い方から、子どものレクサイル指数や興味に合わせて本を検索する方法まで、分かりやすく解説します
そもそもレクサイル指数とは?
レクサイル指数とは、米国の教育測定研究機関であるMetaMetrics社が開発した「本の読みやすさ」と「読者の読解力」を同じ物差しで測るための指標です
- 本の難易度
文章の構造や単語の頻度などから客観的に数値化されます
数値が低いほど易しく、高いほど難しくなります - 読者の読解力
テストなどによって測定されます
この2つの数値を照らし合わせることで、読者にとって「簡単すぎず、難しすぎない」最適なレベルの本を見つけることができます
一般的に、読者のレクサイル指数に対して、−100Lから+50Lの範囲の本が、ストレスなく語彙を増やしながら読解力を伸ばせる「ちょうど良いレベル」だと言われています
さっそくぴったりな本を探してみよう!
それでは、実際に「Find a Book」の使い方を見ていきましょう。
公式サイトはこちら
出典: MetaMetrics Inc.
Quick Searchの使い方
サイトにアクセスすると、検索窓があります。ここが基本の検索スペースです。

①探している本のタイトル、著者名 (Author)、キーワード (Keyword)、またはISBN(本の識別番号)を入力します
②Searchボタンをクリックして検索
例えば、「Harry Potter」と入力して検索すると、ハリー・ポッターシリーズの本が一覧で表示され、それぞれのレクサイル指数を確認することができます。
Search by Measureの使い方(レクサイル指数で検索)
レクサイル指数が分かっている場合に非常に便利なのが、この方法です

①レクサイル指数を入力します
レクサイル指数を入力すると自動で Minimum Measure(最小指数) と Maximum Measure(最大指数)が表示されます
そのレクサイル指数を持つ読者にとって、適した読書範囲を示します
(レクサイル指数がわからない場合は、以下の「Search by Grade」に進んでください)
Search by Gradeの使い方(学年と読書への自信度で検索)

①「Grade」のドロップダウンメニューから学年(K~12)を選択
日本の学年に対応する目安は以下の通りです
K:幼稚園
1~5:小学校
6~8:中学校
9~12:高校
②読書への自信度を選択します
「Student Says Reading is」以下のいずれかを選択します
- Easy (読書が得意)
読書が得意で、学年以上の本を読める場合、レクサイル指数の高い本が選ばれます - Just Right (平均的)
標準的な読書能力がある場合、学年平均に合った本が選ばれます - Difficult (読書が苦手)
読書に苦労している場合、レクサイル指数の低い本が選ばれます
③選択後、「Submit」をクリックすると自動で Minimum Measure(最小指数) と Maximum Measure(最大指数)が表示されます
その後、画面右下の「Search」をクリック
Advanced Search(興味・関心で絞り込む)
「レベルは分かったけど、子どもが興味を持つジャンルの本を探したい!」という時には、「Advanced Search」が役立ちます

①Categories (カテゴリ)
「Animals (動物)」「Fantasy (ファンタジー)」「Sports (スポーツ)」など、様々なジャンルから選択できます
②Sub-categories(サブカテゴリ)
カテゴリで選択したサブカテゴリを選択できます
③Book Type (本の種類)
フィクションかノンフィクションかを選択できます
④Book Interest (本の目的)
「ELL (英語学習者)向け」「シリーズもの」「受賞作」など、特定の特性を持つ本を探せます
③Lexile Codes (Lexileコード)
「AD(Adult Directed)」「BR (Beginning Reader)」など、本の特性を示すコードで絞り込むことができます
お子さんが好きなカテゴリにチェックを入れて検索することで、レベルが合っているだけでなく、興味を持ってくれそうな本を効率的に見つけることができます。
まとめ
Lexile® Find a Bookは、英語の多読を進める上で非常にパワフルなツールです
このサイトを活用すれば、「せっかく買った本が難しすぎた…」という失敗を減らし、お子さんが「楽しい!」と感じられる本と出会う確率をぐっと高めることができます
ぜひ、お子さんと一緒にサイトを眺めながら、次に読む一冊を探してみてはいかがでしょうか
ぴったりの本との出会いが、英語学習のモチベーションをさらに引き出してくれるはずです!