【おうち英語の絵本!】オックスフォード・リーディング・ツリーが最強の理由とは?

オックスフォードリーディングツリー
ねこみみ

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こんにちは。元翻訳者(英検1級)、子育て卒業組の「ねこみみ」です

子どもに英語の絵本を読んであげたいけど、どれを選んだらいいか分からない…

たくさん種類があって、迷ってしまいますよね

どうせなら、2020年度から必修化された小学校3年生からの英語の授業の予習になるような、質の高いものを選んでみませんか?

そんな悩める保護者の方に、おすすめしたいのが『オックスフォード・リーディング・ツリー(Oxford Reading Tree、通称ORT)』です

この記事では、なぜORTが世界中の子どもたちに愛され、日本のおうち英語でも絶大な人気を誇るのか、その魅力と具体的な活用法を徹底解説します

この記事でわかること
  • イギリスの小学校の教科書『オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)』がどのような教材か
  • ORTが「おうち英語」の教材として人気を集める3つの理由
  • ORTの効果を最大限に引き出すための具体的な3ステップ活用法
  • 子供が無理なく英語学習を始められる、質の高い絵本の選び方
この記事がおすすめな人
  • 子供にどの英語絵本を読んであげればよいか迷っている方
  • これから英語の絵本を読み聞かせたいと思っている方
  • 3歳〜小学校低学年のお子さんを持つ保護者の方
  • 子供が楽しみながら段階的に英語力を伸ばせる教材を探している方

オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)ってなあに?

オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)は、イギリスの小学校で使われている国語の教科書です

イギリスの子どもたちの約80%が、このORTを使って言葉の読み書きを学んでいます

そのため、本書で使われているのはアメリカ英語ではなく、ナチュラルで美しいイギリス英語なのが大きな特徴

ねこ
ねこ

物語の主役は、キッパー(Kipper)という男の子とその家族、友達だよ

彼らの日常に起こる、ちょっとした冒険や面白い出来事が描かれていて、子どもたちはまるで自分の友達の物語のように夢中になって読み進めることができます

ORTが「おうち英語」に選ばれる3つのすごいところ

ORTがただの英語絵本と一線を画すのには、明確な理由があります

① 無理なくステップアップできる緻密なレベル設計

ORTの最大の特徴は、その体系的なレベル分けです

Stage 1は文字のない絵だけの本から始まり、Stage 1+、Stage 2…と進むにつれて、使われる単語や文法が少しずつレベルアップしていきます

Stage 1: 文字なし
Stage 1+: 3〜4語の簡単な文章
Stage 2:  1ページに1文程度
 │
Stage 5:  少し長い文章や過去形が登場

出典:オックスフォード大学出版局

日本の家庭で使う場合、

Stage 1〜3は幼児期から、Stage 4〜6は小学校低学年、Stage 7以降は小学校中学年〜高学年と、少しゆったりとしたペースで進めるのが一般的ですが、

お子さんの英語レベルや興味に合わせて、最適なステージから始めることが大切です

このようにスモールステップで進んでいくので、英語が初めてのお子さんでも「読めた!」という成功体験を積み重ねやすく、英語への自信と意欲を育むことができます

② 子どもが夢中になる!ユーモアあふれる物語

ORTの物語は本当によくできています

どの本も数ページで完結する短いお話ですが、必ず最後にオチやユーモアがあって、思わずクスッと笑ってしまいます

また、絵のなかに物語のヒントや、後の展開の伏線が隠されていることも多く、「あ、ここにこんな絵が!」と探すのも楽しみの一つ

この「面白い!次が読みたい!」という気持ちが、子どもの継続のモチベーションになります

③ ネイティブの「生きたイギリス英語」が自然に身につく

教科書といっても、お堅い表現は一切ありません

キッパーたちの会話は、ネイティブの子どもたちが日常で使うフレーズであふれています

例えば、

  • “Oh, no!” (あーあ、大変だ!)
  • “What a mess!” (なんて散らかってるの!)
  • “Good idea!” (いいね!)

など、私たちが日本語の会話で相づちを打つような、リアルな表現がたくさん出てきます

これを繰り返しインプットすることで、「使える」英語の感覚が養われていきます

効果を最大化する!ORTのおすすめ活用法【3ステップ】

ORTを最大限に活用するための、簡単な3つのステップをご紹介します

お子さんの様子を見ながら、焦らずゆっくり進めてみてくださいね

【ステップ1:絵だけで楽しむ】(導入期)

まずは英語を読む、聞くということは一旦忘れて、親子で絵本を眺めながら日本語でおしゃべりしてみましょう

「キッパー、何してるのかな?」
「このワンちゃん、びっくりしてるね!」
「次は何が起こると思う?」

このように、絵から物語を想像することで、お子さんはORTの世界にすんなりと入っていくことができます

英語への抵抗感をなくし、本そのものを好きになるための大切なステップです

【ステップ2:親が読み聞かせ】(インプット期)

お子さんが物語に興味を持ったら、いよいよ英語での読み聞かせに挑戦です

「発音がちょっと…」と心配しなくても大丈夫!

大切なのは、上手な発音よりも楽しそうに読んであげることです

音声が欲しい場合は、CD付きのパックを利用するのも良いでしょう

まずは英語の音のリズムや響きを、BGMのように聞かせてあげるだけでも効果があります

こちらは、Stage1+ から Stage5 までのCD付きパックです

このセットには文字のない「Stage1」は含まれていませんが、簡単な単語と絵で物語が展開する「Stage1+」から読み始めてみるのはいかがでしょうか

初めてでも、無理なく物語の世界に入り込めますよ

【ステップ3:子どもが音読に挑戦】(アウトプット期)

読み聞かせに慣れ、お子さんが文字に興味を持ち始めたら、音読にチャレンジしてみましょう

最初は、”a” や “the”、”Kipper” など、知っている単語だけでも構いません

親御さんが読んだあとに続いてリピートしたり、1文ずつ交互に読んだりするのも楽しいですよ

ポイントは、指で文字を追いながら読むこと

どこを読んでいるか分かりやすくなります

つっかえても急かさず、お子さんのペースで「自分で読めた!」という達成感をたくさん味わわせてあげてください

まとめ

ORTは、ただ英語を学ぶだけでなく、本を読む楽しさそのものを教えてくれる素晴らしい教材です

ご紹介した3ステップで、お子さんのペースに合わせて少しずつ英語に親しんでいけば、自然と英語力が身についていきます

絵本選びに迷っているなら、ぜひこのオックスフォード・リーディング・ツリーから「おうち英語」をスタートさせてみませんか?

キッパーたちと一緒に、楽しく英語の世界を冒険しましょう!

Oxford Reading Treeのサンプルを見てみる(動画が流れます)

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